親の行動を見せて教育をする
親としては子供が好きです。そして子供は親が好きでしょう。多くの人は好きな人のためにしたいと思うでしょうし、好きな人と同じことをしたいと思うものです。ある人がしたことを真似したりすることも良くあります。子供が親のことを好きだと仮定すると、子供は親の姿を見ていろいろなことを学ぼうとしているのかもしれません。もし今子供の行動で問題があるとしたら、そこに親の行動が隠れているかもしれません。これはいいことではないでしょう。
子供に対する教育としては、親の行動で示すことがあります。横断歩道においてお年寄りが歩いていました。杖をついてかなりゆっくり渡ろうとされています。もしかするとその間に信号が赤になってしまうかもしれません。このときにどうすれば良いかです。無理に手を引くのはいけませんから、お年寄りと同じ歩調で歩いてあげるようにします。もし信号が変わっても人が歩いていることをアピールして車に止ってもらうようにすれば良いでしょう。
こういったことはいきなりできるものではないですが、もし親のそのような姿を見ていたらしてみようと思うかもしれません。いいことについて学んでくれたことになります。そういったことを増やしていけば、子供の行動も変わってくるかもしれません。それまであまりよくないと思っていた行動が徐々にいい行動になってきたとしたら、それは親の方が意識して行動したからになります。親は常に子供に見られていると思って行動しなければいけません。